こんにちは。ドットコムです。
先日、外資系コンサルティング企業で最大手の「アクセンチュア」の一次面接を受けました。
「面接ってどんな事聞かれるんだろう…?」
「ケーススタディってあるのかな…?」
こんな感じで胸をドキドキされている方も多いはず。
僕の一次選考の結果ですが…無事通過しました!
今回は、一次選考を通過した僕が面接の事前対策のポイントを解説します。
これからアクセンチュアへの就職・転職を検討されている方へ、ぜひ参考になったら嬉しいです。
- 【合計2つのみ】僕が実践した事前対策のポイント
- 一次面接の内容
- 結果通知のタイミング
- 新卒で日系の大手商社に2年半勤務
- 現地採用でフィリピンにある教育系ベンチャー企業に5年間勤務
- 帰国後、リファラル採用を活用してアクセンチュアの中途選考に挑戦
一次面接前の書類選考については、ぜひ下記をチェックしてください。
書類選考を通過した経験から、失敗しない書類作成方法について、「職務経歴書」と「履歴書」に分けて、詳しく解説しています。
>>【書類選考通過】アクセンチュアへの転職【失敗しない書類作成編】

応募したときの僕の状況
項目 | 詳細 |
---|---|
年齢 | 30歳 |
前職 | フィリピンにある教育系ベンチャー企業 |
職務経歴 | 詳細はプロフィールを見てください |
応募形態 | 社員紹介制度:リファラルプログラム |
応募時期 | 2020年7月 |
応募ポジション | オペレーション部門 |
「書類選考編」ですでに見られた方は、すっとばしましょう。
【合計2つのみ】僕が実践した事前対策のポイント

僕が実践した事前対策は「ケーススタディの勉強」と「マインドマップの作成」です。
それぞれ解説します。
その①:ケーススタディの勉強
コンサルティング業界の採用面接で超有名な「ケーススタディ」
ネットの情報を見ると、「経営コンサルティング部門」を応募しなければケーススタディはないとの情報もありますが…不安になるくらいなら勉強しましょう。
ビジネスマンとして、学んで損になる事はないかと思います。
ちなみに結論を言ってしまうと、僕はケーススタディ出題されました。
なので、既に頭が良い方を除いて勉強必須です。
僕が活用した書籍は以下になり、練習問題や解説もついているので非常にオススメです。
僕は、1日2時間程勉強し、5日間くらいで2冊終了しました。
そこまでのボリュームはないのでご安心ください。
その②:マインドマップの作成
質問された際に「あれ…準備していたのに頭真っ白になっちゃった…」とならず、素早く回答できるように、質問に対する回答の整理をしていました。
整理するのに使用していたツールは「Xmind」です。
有料版もあるようですが、整理するだけでしたら無料で利用可能です。
XMindとは 、香港の XMind Ltd.社が開発しているオープンソースのマインドマッピングソフトウェアである。Windows、macOS、Linux 複数の OS に対応、チームでのブレインストーミング、あるいは個人用マインドマップとして利用できる。
出典:Wikipedia
作成の手順
こちらが、僕が実際に作成したマインドマップです。

- ①に想定される質問事項を全て洗い出す
- ②に①の質問の回答を記入する。複数回答ある場合は箇条書きで全て記入する
- ③に②の回答に対しての、想定される深堀り質問・回答を記入する
作成のポイント
作成の際のポイントは大きく分けて2つです。
- ポイント①:
面接官になったつもりで、自分の回答に「なぜ?」を繰り返し、体裁は気にせず全てマインドマップに落とし込む。 - ポイント②:
回答は一言一句記入するのではなく、あくまでもメモ程度にする。思考を整理して、自分の脳にある引き出しを素早く開けられるようになるのが目的です。
回答の丸暗記はNGです。仮に忘れてしまったら頭が真っ白になり、パニックになっちゃいますもんね。
コンサルティング業界だけでなく、どの業界の面接も同じですが、質問に対する回答ができないのは不採用になる大きな要因となるのでご注意ください。
一次面接の内容
今まで面接の事前対策法をご紹介しましたが、お待ちかねの「一次面接の内容」です。
項目 | 詳細 |
---|---|
面接方法 | オンライン |
面接形式 | 個人面接 |
面接時期・時間 | 2020年8月 平日の16:00-17:30 |
面接官 | マネージャークラス |
面接の流れ | 自己紹介 > ケーススタディ > 面接 > 逆質問 |
自己紹介は、アイスブレイク程度にお互いの経歴を話したくらいなので、割愛します。
ケーススタディ(30分間)
もう一度言いますが、ケーススタディの勉強は必須です。出題されない可能性にかけるくらいなら、諦めて勉強しましょう。
内容を細かく伝えすぎるのは問題かと思うので、以下ざっくり紹介します。
あなたは〇県のショップオーナーです。近年、売上・利益の横ばいが続く中で、今後の目標・コンセプト・新規施策・新規施策に伴うリスクを提案しなさい。
20分間で「提案」をまとめ、5分間で「プレゼンテーション」を実施し、5分間で「振り返りとフィードバック」を実施するタイムスケジュールでした。
ケーススタディの感想ですが…提案内容はのちのち見返すと、勉強した事をもっと活かせたなぁと反省。
いざ本番になると緊張しますね。オンライン上ですが目の前に面接官もいますし、時間制限もありますし。
僕の評価されたポイントとしては、実際の提案内容よりも、その後の冷静でポジティブな振り返りが高評価だった印象があります。

総じて、ケーススタディ楽しかったです!ありがとうございました!
良かったポイントは「〇〇」です。改善できるポイントは「〇〇」で、この視点も持つ事で、もっとより良い提案ができたと思っています。
決して、「悪かったポイント」とは表現せず、「ここを改善する事でより良い提案になる」という表現にしていました。
ケーススタディは「正解・不正解」はないと思います。自分が最終的に作った提案に自信を持つ事が大切です。
自信のないコンサルタントなんて、仕事来ないですよね。
面接(30分間)
続いて、面接の内容です。
僕の場合、特に意地悪なトリッキーな質問はなく、極一般的な質問でした。
- 志望動機
- 前職に勤めた理由
- 前職を退職した理由
- 前職の経歴
30分間の面接で、質問は大きく分けて4つの項目しかありません。
めっちゃくちゃ深掘りされます。特に志望動機と前職の経歴は。
【書類選考通過】アクセンチュアへの転職【失敗しない書類作成編】で紹介したように、自分の経歴と志望動機は徹底的に準備し、自分自身に「なぜ?」を100回くらい問いてみましょう。
逆質問(30分間)
続いて、逆質問です。
逆質問しなかったら興味ないと判断されるので、何個か事前に考えておくのが良いかと思います。
僕が実際に質問した一例です。
- 今まで一番ワクワクしたプロジェクト、またそれがどのように社会にインパクトを与えたか。
- フィリピン人と一緒に働く上で、一番大切にしている事は何か。
- 〇〇でフィリピンが伸びている理由は何か。
- コロナ不況の中、コンサルティング業界は契約を切られやすい業界だと思うが、実際はどうか。また、その状況の中で大切にしている事はあるか。
ポイントとしては、一般的な逆質問だけでなく、最近のニュース等で得た情報について質問するように心がけていました。
「おっ、こいつしっかり情報収集してんじゃん」って思われますもんね。
結果通知のタイミング


一次面接翌日の午後にメールで一次面接通過連絡と二次面接の案内がきました。
ネットの情報では、1週間後だったり、2週間後だったり、その時によって結果通知のタイミングは違うようです。
ドキドキ緊張しながら、コーヒーでも飲んで、気長に待ちましょう。
まとめ:事前準備が9割
事前準備が9割です。
事前準備を徹底的にしていれば、自然と自信を持って当日迎えられると思います。
これからアクセンチュアの面接に臨む皆さん、ぜひ今回紹介した「ケーススタディの勉強」「マインドマップの作成」を実践してみてください。
次回はアクセンチュアの二次面接の内容をお届けします。一次面接通過すれば「ほぼ内定」と言われているが…はたして!?
本記事が、どこかの誰かに役に立てば、ハッピーです。
それでは、アディオス!
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