こんにちは。ドットコムです。
現地採用で海外就職を検討しているけど、その後のキャリアって大丈夫なのかな…。
ネット上にはネガティブな噂もたくさんあるし、実際どうなんだろう…。
今回は、こんなお悩みを解決します。
- 現地採用の現実
- 退職後の4つのキャリアパス
- 転職活動前に事前に知って欲しいこと
- 新卒で日系の大手商社に2年半勤務
- 現地採用でフィリピンにある教育系ベンチャー企業に5年間勤務
現地採用の現実
はじめに、現地採用の退職理由はどのようなものがあるかについて紹介します。
もちろん、人によってさまざまな事情があるかとは思いますが、代表的な退職理由は下記の2つにあるんじゃないかなぁと思います。
- 待遇が劣る
- キャリアの限界を感じやすい
上記は、現地採用の代表的なデメリットではありますが、それを超越するくらいのメリットもたくさんあり、僕は現地採用という選択に対して賛成派ですよ。
現地採用のメリット・デメリットの詳細については、下記の記事にまとめているので、ぜひチェックしてください。
>>【経験談】現地採用のメリット・デメリット徹底解説
退職後の4つのキャリアパス
現地採用を退職した後のキャリアパス、気になる人も多いですよね。
なぜなら、ネット上には現地採用のキャリアパスに関して、ネガティブな情報がたくさんあります。
その情報を正直に鵜呑みにして、現地採用という選択肢自体を諦めてしまった人も多いのではないでしょうか。
僕はそんな理由で、現地採用を諦めてほしくないです。
現地採用だからこそ、キャリアの選択肢は豊富にあります。
- 現地の企業に転職
- 現地採用から駐在員に転籍
- 日本に帰国、一般企業に転職
- 起業・フリーランス
それぞれ、一つづつ解説します。
その①:現地の企業に転職
1つ目のキャリアは、現地の企業に転職です。
企業側からしたら、既に現地に住み慣れていて、現地の人と仕事をすることにも慣れているということは、全く新しい人を採用するよりずっと安心でリスクも少ないです。
転職することで、給与がアップしたり、環境を一変させることで、挑戦したかった仕事をつかむチャンスが生まれる可能性もあります。
その②:現地採用から駐在員に転籍
2つ目のキャリアは、現地採用から駐在員への転籍です。
個人の能力やスキルが高かったら、駐在員に転籍させてでも在籍させたいと思う企業もあるかと思います。
ただ、そもそも駐在員転籍の制度自体がない企業もあります。
企業の条件や、個人の能力が合致しなければいけないので、少しレアで難しいケースかもしれません。
その③:日本に帰国、一般企業に転職
3つ目のキャリアは、日本の一般企業に転職です。
海外での経験を活かし、グローバルに活躍できる外資系企業や、これからグローバル進出を狙っている企業への転職があります。
日系企業が海外進出するのは当たり前の時代。
海外経験が全くない人よりかは、海外で仕事した経験があり、ある程度ノウハウがある人が評価されるのは当たり前です。
その④:起業・フリーランス
4つ目のキャリアは、起業・フリーランスです。
意外とこのキャリアは多く、僕がフィリピンで働いていたときの元同僚の半数以上が、この道を突き進んでいます。
多少のリスクを気にせず、若いうちから現地採用で海外に飛び出した人は、将来的に自分で何か新しいことに挑戦する強い志を持っているように思います。
以上、現地採用の一般的なキャリアパスでしたが、現地採用で出会った僕の知人のキャリアパスの実例を紹介しているので、下記の記事も合わせてチェックしてください。
中には、ぶっ飛んだキャリアを突っ走る人たちも…
>>【現地採用やめとけ論はホントか?】退職後の知人のキャリアを大公開
転職活動前に事前に知って欲しいこと
最後に、日本で転職活動する際に事前に知って欲しいポイントを紹介したいと思います。
日系企業では、まだまだどうしても「駐在員>現地採用」という考え方が一般的で、現地採用を軽視されやすい傾向があるかと思います。
下記、僕自身が現地採用後に、日本で転職活動をした際に感じたことです。
- 労働環境を軽視されやすい
- 異端児だと思われる
- 給与交渉の難しさ
日系企業の場合、少なからず上記のイメージを持たれたり、給与交渉が難しく感じる場面が出てくるかと思います。
どう説明するか事前にしっかり準備し、対策を打っておきましょう。
詳細は、下記の記事をチェックしてください。もちろんネガティブなことだけでなく、海外での経験が大いにポジティブに働いた企業もたくさんあります。
>>【体験談】現地採用から帰国した後の転職が難しい理由3選【解決法も】
まとめ:目的を明確に
漠然と働いていても、現地採用のメリットを最大限に活かすことは難しいかと思います。
現地採用は、自分で働く国を選ぶことができ、日本で働くよりストレスが少ない、その環境に甘えてしまいがちです。
将来のキャリアをしっかり考え、そのキャリアを実現するために、意識的に働くことが大切です。
現地採用は何かとネガティブな情報が多いですが、つかんだ実績次第では、国内であろうと海外であろうと、キャリアアップは見込めると僕は思います。
今回は以上です。
本記事が、どこかの誰かに役に立てば、ハッピーです。
それでは、アディオス!